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[用語集] 投資信託の基準価格

投資信託の基準価格とは、投資信託の単位口数(投資信託に投資した金額を単位口数で割ったもの)に対して、1口あたりの価値を示す価格のことです。この基準価格は、投資信託会社が毎営業日決定し、公表します。

具体的には、例えば「A投資信託」の基準価格が100円の場合、1口あたりの価値が100円ということになります。もし投資家が100口分の投資信託を持っている場合、その評価額は100円 × 100口 = 10,000円になります。

日本の投資信託の場合、基準価格は10,000口単位で公表されることが一般的です。つまり、基準価格は1口あたりの価値を示すため、10,000口単位で公表されることで、投資家が投資信託に必要な金額を把握しやすくなっています。

投資信託の基準価格は、投資信託会社が投資先の市場価格や純資産総額などから算出し、毎営業日公表されます。投資家は、この基準価格を確認することで、自分が持っている投資信託の評価額を知ることができます。また、売却する際の決済価格としても利用されます。

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[用語集] ドルコスト平均法

Mon May 8 , 2023
概要説明 ドルコスト平均法(Dollar Cost Averaging, DCA)とは、定期的に同じ金額を投資することで、投資の単価を平均化する手法です。つまり、市場価格が高い時には少なく、安い時には多くの株式を購入することになります。これにより、投資先の市場価格の変動リスクを軽減することができます。 具体例 たとえば、投資家が毎月1万円を投資する場合を考えてみましょう。今月は1株1,000円だったとします。この場合、10株を購入することができます。しかし、翌月には株価が下がって900円になったとします。この場合、1万円で購入できる株式数は11株となります。さらにその次の月には、株価が1,100円になっていたとします。この場合、1万円で購入できる株式数は9株となります。こうした購入を続けることで、投資家は1,000円から1,100円までの範囲で株式を購入することができます。 このように、ドルコスト平均法を使うことで、市場価格が高い時には少なく、安い時には多くの株式を購入することができます。そのため、投資家は投資先の市場価格の変動リスクを軽減することができるとされています。 ただし、ドルコスト平均法にもリスクはあります。たとえば、市場価格が長期的に上昇傾向にある場合には、毎月同じ金額を投資することで、低い株価での投資機会を逃してしまうことがあります。そのため、ドルコスト平均法を使う場合には、投資先の市場環境や自身の投資目的に合わせて検討することが大切です。