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「投資実践編」の記事について

「問題提起」と「結論」の部分だけ読めば、実践的な資産形成活動につながります。ほとんどの記事で、「問題提起」と「結論」は3分以内で読める内容で、これだけでアクションを起こせます。

「検証」の部分を読むと、結論まで導いた論理的/統計的な根拠がわかります。この部分は、我々の独自リサーチ結果であり、他ではめったに見られない内容だと自負しています。

例えば、ドルコスト平均法は平均購入価格の引き下げと利益につながりやすいことは、教科書的なものです。また、よくある例として、とある株をとある時期に買った場合、時価より安く買えるというような図解付き一例もよく見かけます。我々は、そこで満足せず、さらに何歩も踏み込んで、この法則が、株に限定せず市場全体を代表するような何百何千もの銘柄のうちどれくらいに適用できるのか、市場の国を日本ではなくアメリカや中国に変えるとどうなるのか、株式市場だけでなく投信/FX/コモディティはどうか、また、ある時期に限定せずいつ何時積立を開始しても法則が成り立つのか、法則が成り立つ必要条件はないのか、平均購入価格の引き下げとは具体的に何%の貢献だと考えるべきか、利益はどれくらい見込めるのかなどと、より包括的に、より具体的に、より実用的に問題を掘り下げていきます。

なぜここまで拘るかというと、世の中の資産形成や投資に関するアドバイス・手法・法則に対する検証と信憑性が不十分だと感じていると同時に、逆に学術論文などは包括的で論理的だが難解なため一般の方が理解しにくくメリットを享受できないと感じているからです。我々の記事は、表面的なアドバイスと難解な論文のギャップを埋めるべく、両者の中間レベルに位置するものだとイメージするとわかりやすいかもしれません。

「検証」の部分の内容を理解するためには、論理的思考、初級統計学、経済学入門、投資手法入門といった知識が必要ですが、馴染みが薄い用語や知識は随所説明と補足を入れていますので、予備知識として高校数学がざっくり頭に入っていれば(初等数学的な考え方だけで結構、細かい数式や微積などの解析系は必要ない)、十分理解いただける内容だと思います。また、最初に読む記事は若干頭の体操になると思いますが、基本的な論理展開と分析手法には一定のパターンがあるので、次の記事はよりスムーズに吸収いただけるのかと思います。

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[用語集] 標準偏差

Mon May 8 , 2023
標準偏差とは、データのばらつき具合を表す指標の1つで、平均値からどれだけ離れているかを示します。数値が大きいほど、データのばらつきが大きいことを示します。標準偏差は、以下の式で計算されます。 標準偏差 = √(Σ(xi – x)^2 / n) ここで、xはデータの平均値、xiは各データ点、nはデータの数を表します。 例えば、ある投資商品の価格が以下のように変動した場合を考えてみましょう。 日付 価格 1日目 1,000円 2日目 1,100円 3日目 900円 4日目 1,200円 5日目 1,050円 この場合、データの平均値は1,050円です。各データ点と平均値の差の2乗の和を計算して、データの数で割ったものの平方根を求めます。計算すると、標準偏差は94.28円となります。 標準偏差は、データのばらつき具合を把握する上で非常に重要な指標です。特に、投資商品のリスクを測る上で重要な役割を果たします。たとえば、ある投資商品の標準偏差が小さい場合は、その価格が安定していることを示し、リスクが少ないと判断されます。一方、標準偏差が大きい場合は、価格の変動が大きく、リスクが高いと判断されます。

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